水野仁輔「カレーライス進化論」を読んだ
はじめに
このブログ全然更新しなくてすみません!悪気はないんです!年始からのカレーに対する熱量が低下したわけではなく、カレー食べには今でも定期的にやってるんですが、アウトプットするまでの熱量がないというか、他の音楽活動に時間を割いてとれてませんでした。
で今回カレーの本を読んだので簡単に書きます。
- 作者: 水野仁輔
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2017/05/10
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
進化論というタイトルですが、東京オリンピックが決まり、日本のカレーをどう世界に伝えていくか、(は常に考えられているとは思いますが)その観点でもう一度どうやってカレーは伝わって日本独自に進化してきたか、そしてこれからどう発展していくのかをまとめたエッセイ。特段新しい考えかたはないと思います。
1章 日本のカレー、世界へ
ゴーゴーカレー、ココイチ、ハウス食品を例にあげ、ジャパニーズカレーの世界進出の現状を取材に基づいて語っています。
しかしゴーゴーカレーのアメリカ 7店舗はすごいですね。
ニューヨークのゴーゴーカレーに関する記事もいくつか見つけました。
世界はこれに恋してる : ゴーゴーカレー ニューヨーク店/外国人の反応「とてもデカい!」
「日本のカレーライス」を熱愛する米国人記者が語る『ゴーゴーカレーNY店』|WIRED.jp
ニューヨークの『ゴーゴーカレー』に行ってみた / 韓国人や中国人にも大人気 | ロケットニュース24
しかしまぁ日本人である我々がわざわざ食べるかどうかは別として(おそらく同じ味)見かけたらついつい入ってしまいそうではある。
2章 インドからイギリス、日本へ
この章はよく知られている日本へどうやってカレーが伝わったかについて。スパイスを使ったインド料理から、インドを植民地としていたイギリスが均一的な味を作るためにカレー粉を発明し、それをベースにブリティッシュカレーを作った、という説が有力だ。
それよりも日本で爆発的にヒットした理由として「カレーの思い出」すなわちおふくろの味観点で分析しているのがなるほどと思った。外食会陰であるラーメンとの対比も納得。家庭でよく食べるし、給食でも食べるし、キャンプでも食べるもんね。。。
3章 カレー粉、カレールウの誕生
日本でどれだけカレーが食べられているかという分析と、ルウやレトルトカレーの存在についての考察。
カレールウにしろレトルトカレーにしろ日本の革命的な発明で、何十種類もスパイスをいれればいれるほど凡庸になってしまう。しかしココイチの理念がそうであるように「少数に刺さるとびきりうまいカレーより、万人が食べられる平凡においしいカレー」という考えが大切で、そういう意味ではカレー粉もカレールゥもその理念に貢献している。
個人的にもカレーって何でカレーなの?という点を明らかにするために、自分で作るときはルーもカレー粉も使わず、スパイスだけで作るようにしている。しかし平均的で、いつものあの味、を手軽に出すにはカレールゥは素晴らしい。だって入れて溶かすだけだもんね。。。
4章 日本での進化 多様性
ここでも日本でのカレー作り特有の技法について語られている。飴色玉ねぎ神話や、隠し味、前述したスパイスを多く含める方法等は世界的にも日本だけだという。
面白いと思ったのはカレー文化発祥をパターン分けしていた点。
ご当地カレーとして地域的に発展したスープカレーの流行は確かにおもしろい。スープっぽいカレーはアジアのスリランカをルーツにしていそうですが、北海道の売りである野菜を大きく入れた点を考慮するとやはり独自に進化したと言える。
ちなみによこすか海軍カレーは食べたことがない。(横須賀には行ったことがあるが、海軍カレーブランドでないカレーを食べ、それが美味しくなかった。。。という苦い思い出がある)
5章 日本のカレーはどこに向かう?
ドリップカレーやカレーメシという近年日本 で起きたカレーのイノベーションを紹介しつつ、日本では食文化としてではなく「カレー」だけが伝わり、「カレー文化」が形成された世界的でも特異な点を指摘した。
個人的にはエピローグで書かれている、今後日本のカレー市場をもっと盛り上げていくために必要な5つの観点を抜粋したい。
私がプログラマ(エンジニア)という点もあって、カレーのオープンソース化、すなわち誰でもカレーが作れるようにカレーがシステマチックに解剖され、誰でも作れるようにする、そうすればプレイヤーも増えるだろうという理念が本当にすばらしい。
水野先生のカレーの教科書は上記考えをもとに書かれた本。まだ100%理解するほど読み込めていないが、常に置いておき何度も読みたい本だ。
- 作者: 水野仁輔
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2013/05/16
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
さらに上記1〜3を実践するために、自身で「AIR SPICE」という、スパイスとレシピを届けるサービスを立ち上げている。これは興味深い。さっそく1ヶ月やってみることにした。1月900円でSPICEとレシピつきはやすい。
おわりに
久しぶりにカレーに関するアウトプットはしました。あの、全然覚めてしまったわけじゃなくて、熱はあるんだけど具体的なアウトプットをサボっていただけなのです!自分でカレー作って振る舞うカレーフェス主催したり、いろんな店食べに行ったりもしてるよ!ほんと!
というわけでAIR SPICE届いたらその実践でブログ書こうと思います!
川崎ルフロンフードコート内にあるカフェ・ハイチでドライカレー
はじめに
友人の紹介で行ってきました。
川崎ルフロンを直進したところにある、SUBWAYが入っているフードコートの右奥にあります。
フードコートとはいえ、店の前のスペースよりは店が持ってる席に案内されるので、あまりフードコードのガヤガヤしたフリーなテーブルで食べるイメージは持たなくて大丈夫です。
レジに行くと席に案内され、メニューを渡され、席で注文します。このへんもフードコートで先注文かと思ったらそうでもないという。
目玉ドライカレービールセット
さて、サラダとコーヒーつきのセットもあったんですが、目玉カレービールセットを注文。セットで1000円は安い。
どどん。大盛りにしてもよかったなぁ。
最初は卵をつけずに食べました。確かに美味しい。ドライカレーってつまり水分を飛ばし切って、カレーペーストの状態で食べるカレーなんですよね。
卵をつけると卵の味が勝ってしまうので、目玉焼きもしくは無しぐらいでよかったかなぁと思いました。
ドライカレー
そもそもドライカレーの定義や発祥はどこなんでしょう。
挽肉とみじん切りにした野菜を炒め、カレー粉で風味をつけ、スープストックで味付けをして煮詰め、平皿に盛った飯に載せた料理。一種のキーマカレー。(挽肉タイプ)
結局キーマカレーなんですよね。普段からキーマカレー僕作ってますけど。キーマカレーのほうが範囲が広いのか、スープカレー同様日本で独自の進化を遂げたパターンな気がします。
おわりに
美味しかったので別メニューも食べてみたいな。一方フードコートなので落ち着ける感は少ないですね。喫煙席だとまだいいかもしれませんが。あとやっぱり忙しいのか回すの優先な感じで店員さんが無愛想なのが気になるひとには気になるかもしれません。
しょうもない基準ですが、僕は飲食店で「まだ口に入っている状態で皿を下げられる」行為があるとゲンナリしてしまうタイプです。(笑)ここもそうでしたが、味はいいので是非いってみてください。
溝の口の定食屋「デリー」でカツカレー
はじめに
今日もカレー好きの同期氏とカレー屋へ。新規開拓ということで溝の口へ。
どうでもいいけどデリーってインドの都市だよね。ニューデリーとオールドデリー。rettyアプリで場所にニューデリーが指定できてマジでインドのグルメ情報でてきてビビった。世界対応してるのかよ。すげぇ。
外観
めっちゃ昔ながらの定食屋感。
メニュー
迷いましたがカツカレー。同期氏はウインナーカレーに目玉焼きトッピングでした。
どうしても美味しいカツカレーと出会いたくてカツカレーを頼んでしまうんだけどかつで美味しいカツカレーに出会ったことがないし、美味しいカツカレーの基準がない。
カツカレー
金沢系な雰囲気を感じる皿とキャベツ。カツが一口大にカットされているところがとても嬉しい。どうせ切りたくなっちゃうし、たいていのカツは熱々で噛み切ろうとしてもしんどかったりするし。
ちなみにカツは硬く、イマイチでした。ただカレーが美味いんですね、評判も納得。かなりドロドロで濃厚、トロみをつけさせた上でスパイスが何を使っているのか。。。カツじゃなくて普通のカレーを頼めばよかったなと思いました。辛さは選べませんが、中辛ぐらいでしょうか。
値段もトッピング込みで結構攻めた値段です。会社が溝の口にあってさくっとカレーが600円で食べられるなら通うだろうなぁ〜と思いました。
おわりに
カウンターのみの定食屋、ポツポツとお客さん入ってたし、地元に長く愛されてるんだろうなと思いました。カレーの味は本物です、是非。
めちゃくちゃ落ち着く綱島の喫茶店「チョビ」でカレーランチ!
はじめに
前回綱島のpoint weather行ったときの帰りにチョビによってコーヒー飲んだんですね。え、カレーもあるじゃん今度来ようの今度になります。
外観
綱島駅から徒歩1分。駅近です。
かわいい。
モーニングもやってるんですね。しかしパスタの種類が豊富だ。。。
店内
サイフォンかな?
ちなみに2人でいって2人席だと「狭い席ですみません」と言われます。普通やん!この前2人で2人席座ったら広い席どうぞ!って言われた。今日は1人なので2人席へ。まずまずひとは入ってましたね。
常連のお客さんも多そうで、「いつもありがとうございます」「〜さん」家族連れで女の子がお土産を店員さんに渡していたり。地元に根付く喫茶店という感じでとても良い。
カレー
もちろんカレーのランチセットを注文。ドリンクとサラダのドレッシングが選べます。
ちなみに看板にはスパイシービーフカレーと書いてあった気もするけど全然辛くなくてむしろ甘いのではって感じですけど辛いの食べ過ぎて舌がバグったのかな。ちなみにカレーはこれといって特筆するものがない、めっちゃ普通のカレーです。ビーフがひとかけ、あとはマッシュルーム的なものが入っていたぐらい。サラダのサウザンうまかった。
食後にはコーヒー。ちゃんとミルクがミルクポッドに入ってでてくるの嬉しい。
デザートつき。甘すぎずちょうど良い。
喫茶店とカレー
この記事はこの店で食後そのまま書いています。
やっぱりゆっくりできるカレー屋さんが好きなんですよね。サラダ付きで、食後のコーヒーまでついてゆっくりしてからでたい。いくら人気店でも美味しい店でも、食後のゆっくりは、僕にとっては味と並ぶほど重要ポイントなのです。その点でこの店は最高。
ところでなんで喫茶店ってカレーでてきがちなんでしょうね?
単価もやすく作るのが楽ってところでしょうか。本格カレー屋よりおいしいカレーが出てくるとも思えないし、おそらく平均点レベルのカレーが出てくるんだと思います。市販のルーを使って。
なぜ喫茶店はカレーを掲げてるところが多いのですか?古い個人営業のと... - Yahoo!知恵袋
おわりに
今度はパスタも食べたいけどそのときはこの記事にはかけないなぁ。またブログ書いたり作業しによくくる店だと思います。カレー屋というよりは喫茶店として大好きな店です!
池袋のパキスタン料理屋「マルハバ」でチキンマサラを食べる
はじめに
いつもバンド練が池袋なんですよね。バンド練以外で絶対行かない場所。せっかくだからとスタジオ近くのカレー屋に行ってきました。スタジオ前に。
公式が見つけられなかったのでrettyで。
パキスタン
パキスタンってどこです?
インドの西に位置する、イスラム教の国ですね。アルコールが置いてなかったのは飲酒が禁止だからか。
パキスタン料理、豚肉は禁止ですが、羊肉、鶏肉を使ったカレー、ビリヤニ、ケバブあたりが有名でしょうか。
外観
駅からは結構歩きます。ゲートウェイスタジオ池袋北からは近いんですけど、さらに北に行くので。
おっランチやっとるやん!と思いつつ、のちに平日のみと知り、土曜は平日に含まれるのか質問できず普通に注文した。
メニュー
ハラール材料ってなんだろう。
なるほど、イスラム法で許されたものだけ置いてるよってことなんですね。アルコール置いてないってのも前述の通りですね。
そう、この羊の脳みそのカレーがこの店にしかない貴重なメニューだそうで、これは食べてみるしかないなぁ。
ビリヤニは以前福岡ではじめて食べたけどめっちゃうまいよね。。。ただどうしてもカレーを食べたい欲が勝ってしまう。次は頼む。4人ぐらいいってみんな好きなカレー+みんなでビリヤニって食べ方がしたい。カレー友達増やしたい。
羊や豆を使ったカレーもあります。豊富なメニューですね。
ランチメニュー。平日って書いてある。まぁ、ランチにないもの頼めたからいいか。。。でも頼めないのにあんなに大々的に置くかなぁと思いつつ。。。
写真撮り損ねたっぽいですがチキンカレーのうちチキンマサラを頼みました。
チキンマサラ
えげつない色ですね。チキンががっつりたくさん入ってるのは嬉しい。そしてクッソ熱いです。
ライスを200円で。水分が多くべったりしていて、ご飯だけではちょっと食べたくないなという印象。パキスタンカレーの米の特徴なんでしょうか。それともやっぱりナンが主流なのかな。個人的にナンを出してくるカレー屋よりは、米と食べるカレーを探し求めてしまう傾向にあります。
チキンもカレーも熱々で、一口大に割ってご飯の上にかけて食べました。最初は熱さの汗かと思ったんですが、気づけばスパイスで汗ダラダラ。タオル必須。味自体そこまで刺激的には感じないのですが、汗をかきながらなぜか手が止まらない、そんなパターン。
味は酸味が結構キツいな?と思いました。色からしてもトマト要素が強いのかな?
おわりに
羊の脳みそのブレインマサラ、そしてビリヤニも食べたいのでまたバンド練があるときには行こうと思います!
パピー上野毛店に行ってきた
はじめに
金曜日の夜元住吉で飲んで「えっパピー行かんの?」でシメのパピー。
ハンバーグカレー単品大辛。単品はじめて頼んだ。うまい。
僕「てか上野毛のパピー行ってみたいよね」同期氏「明日行くかぁ」
翌日
僕「マジ気持ち悪い胃もたれ」
というわけで12時に武蔵小杉に集合してバイクでブイーンと行ってきました。20分ぐらいかかった。
見たことある看板。
見たことある黄色と赤。
見たことあるメニュー。(このランチ食べたことあるし。。。)
で、今日はおすすめメニューのバジルソースのパスタとチキンカレーセットに。バジルのパスタはじめて食べる。よくよくみるとパスタメニューにあるけど、セットメニューにないから知らなかった。パスタうまい〜〜〜
店内はカウンターが10席程度、窓際に2席、こちらもカウンター。こじんまりとしたお店です。車止めづらいし駅から遠いのでなかなか行きづらいのでは。土曜の昼、ぼちぼちひとは入ってましたが、待たずに座れました。
余談
店員さん、元住吉で見たことある気がしてならないので「元住吉にもいますか?」というとひとが足りなくて両方行くこともあるとのこと。。。大変やな。店長さんかオーナーさんかわからないけど。今度元住吉で話してみよう。
おわりに
気になっていたパピー上野毛店、中身は元住吉と一緒でした。(そりゃそうだ)王将みたいに〜店限定とかあるのかなとちょっと期待したけど。(笑)唯一の違いはアイスコーヒーのミルクがよくあるコーヒーフレッシュだったところかな。元住吉はちゃんとして器に入ってでてくるので、元住吉の方が好き。
高砂の古民家に食べるスープカレー「カヨカリ」
はじめに
2016年ラストカレー。帰省するとなぜか朝方まで飲んで14時に起きてカレー食えねぇまま夜になってまた飲みにでかけるという生活になる。よろしくない。
今回行くカヨカリ、福岡の友達にオススメされた店。
公式HPもなし、FaceBookもTwitterも長いこと更新されていない。Retty貼っておきます。
年末の営業時間
僕とカレーの話をしたあと食べたくなったといってカヨカリに行ったみたいでそのとき年末の営業時間を聞いてもらいました。
- 今日(28日)カレーがなくなるけど、もう一回作ろうと思うので、年内はそれがなくなるまで
- 3日スパンでカレー作るので、29,30は確実にあいてる
- カレーが残ってれば31も開ける
- 年始は平日の1月3日から
はい。年末の営業日すらカレーの残り具合で決まるんですね。ゆるい。
普段の営業時間
強力な口コミが続きます。
- 12時には開けたいけど、今日は昨日遅くて少し時間が過ぎた
- 13時くらいに来てもらったら確実
- (友人は)いつも12:40〜12:50の間にお店に到着するけど閉まってたことはない
12時には開けたいという願望込みの営業時間です。ゆるい。
お店の入り方
というわけで心構えもできたので行ってみましょう。
外観
ちなみにgoogleに経路を聞いてみると裏側を案内されるので気をつけてください。裏道ではなく大きな道側にあります。
わかりやすい看板が道に出ているので安心。まったく表示のない民家に突撃しないといけないかと思った。
あいてるっぽい。完全に家。
中へ
事前情報通り、どこでもいいとのことなので勝手にあがって勝手に座る。中にはお客さんが1人いました。やってるみたいでよかった。ちなみにこの日もタイカレーはなく「スープカレーしかないです」と言われて了承しました。メニューという概念がない。
先に入ってたお客さんも含めて20分ぐらい待ちます。一生懸命作っていらっしゃるようなので本でも読みながら待ちましょう。ちなみに超落ち着きます。
情報アーキテクチャ 第4版 ―見つけやすく理解しやすい情報設計
どこでもいいです、は席の上に貼ってあるのでどこでもいいところに座った後目につくことになります。喫茶もやっているようですね。
カレーを食べる
スープカレー、到着です!具たくさんだー!
ゆで卵、ウインナー、ナス、芋、揚げ出し豆腐、かぼちゃ、レンコン、ネギですね。
僕、カレーの具でナスが一番おいしいと思ってるんですよ。もちろんこの店のナスもおいしい。あの柔らかな食感とにじみ出る特有の甘み。カレースープと溶けるように口に吸い込まれます。
これ、ハンバーグっぽい何かかと思ったら中身お芋さんでした。ほろっと割れちゃうので女性を扱うように丁寧に触りましょう。
スープカレーこそが具を味わう要素が強いなーと思います。カレーに具、なくていいんじゃないかとすら思うんですが、スープカレーの場合はスープと一緒に、(ごはんのように)一緒に食べて味わう感覚があるなぁ、揚げ出し豆腐なんでカレーに入ってるの見たことないですが、一口大に割ってから、ご飯と同じ感覚でスープと食べてみてください。いける。
そんなこんなで具とスープの組み合わせをいろいろふむふむと味わっていたら最後ご飯が余っちゃうので注意。
スープカレー
さて、ただ紹介するだけでは面白くない、のがポリシーであるこのブログ。スープカレーの歴史と具のセオリーについて学んでみましょう。
スープカレーは、日本のカレー料理のひとつ。札幌の発祥であり、そのヒントになったのは中国・朝鮮の薬膳スープ、南インド・スリランカ・インドネシア・タイなどの汁気の多いカレー等である。
はい、ご存知の通り札幌発祥ですね。札幌の友人がスープカレーマニアなので、スープカレーは僕はあんまり手をつける予定がなかったのですが、出会ってしまったので仕方がない。
とはいえ、汁気が多いだけでは先日食べたスリランカカレーもそうなので、定義がイマイチはっきりしません。
普通に「カレーライス」と呼ばれているものは、「ルーカレー」と呼んで区別され、全く別物です。また、「インドカレー」と呼ばれるあまりとろみのない汁気の少ないカレーとも、「タイカレー」と呼ばれるココナッツを使用したカレーとも全然違っています。 一般的なルーカレーとの大きな違いは、小麦粉やバターを使用しないところにあります。 「小麦粉とバターを使わない」というのがまずスープカレーの特徴と聞いたところで、イメージが沸きましたでしょうか??? 断じて普通のカレー(ルーカレー)を薄めた「緩いカレー」がスープカレーではありません。 そして、加えて言うなら、そのスープがさらさらしているのもまた特徴です。ルーカレーのとろみのあるカレーとも違い、インドカレーのような野菜から出た水気のみで汁気の少ないカレーとも違います。まさに「スープ」なカレーなのですよ。
小麦粉やバターを使用しない汁状のインドカレー・タイカレーも存在すると思うんだよね。
マジックスパイスで「スープカレー」という"名前"で爆発的に広がったということもあり、ルゥカレーとの差別化はできると思いますが、じゃあ他の国の汁状のカレーとどう違うの?というとそこは曖昧な感じですね。
ルーツ的にはインド・タイのカレーのうち、スープ状のものをヒントにして、広がっていったというところで定義ははっきりしないようですね。
ちなみにスープカレーは札幌にいったときに食べたsuage+がとても美味しかったのでそれ以来食べてません。笑
なぜ福岡でスープカレー?
店主の佐々木加代さんが札幌にいたみたいですね。
福岡市出身で、東京の音楽学校に行きました。 札幌の自衛隊の音楽隊に入隊。 現在は福岡で スープカレー屋の店主をいたしております。
おわりに
高砂のスープカレー、カヨカリ。タイカレーもやってるようなのでそっちも食べてみたいですね。近くにお立ち寄りの方、営業時間はゆるいですが、タイミングがあったら行ってみてください!