綱島のカレーandカフェ「Point Weather」に行ってきた
はじめに
友人の紹介で行ってきました。公式HPがちゃんとある店ってそれだけで好感度高いですよね。
旅をテーマにしたカフェだそう。
外観
でっかい看板
手書きのウェルカムボード。
入り口です。
内装
店内にはたくさんの写真が飾られていて、世界中で旅をして撮った写真なんでしょうかね。
おっさんには思わずこっちみんなと言いたくなりますね。
店内は本棚があって、自由に読んで良さそうです。奥には畳の席があり、子供向けに使ったり、飲食以外の活動の場としても使ってそうでした。
カレー
本日のカレー。メインのカレーは鶏肉のカレーを選びました。エビのカレーは友人が頼みましたがココナッツ風味で美味しかった。
チキン、大変やわらか。
そしてカレーはサラサラしていてスープカレーのよう。食べるとすぐに身体がカッカしてきました。カレー、もっと食べたかったなぁ、最後ご飯があまってしまった。
+250円でデザートのケーキ。チーズケーキですね。店主の母親が焼いていると書いてましたね。いいなぁ。こういう生き方。
おわりに
旅というコンセプトがあるカフェ、良いですね。閉店後はいろんな使われ方をしているようです。綱島にお立ち寄りの際はぜひ。
ちなみに帰りにチョビという喫茶店によってこの記事を書いています。ここもカレーあるそうなのでまた来よう。
新横浜駅2階コーナーにある「サンマルコ」でカツカレーを食べた
はじめに
新横浜駅の飲食店といえば、正面玄関ではなく、北東方向にいったところに「グルメストリート」と呼ばれる、チェーン店を中心に多くの店が並んでる場所があります。
今回はキュービックプラザの2階、タカシマヤフードメゾンという食べ物のテイクアウトが多いフロアの一角にあるカレー屋さんに行ってきました。
大阪を中心に展開しているチェーン店のようですね。
この店もテイクアウト専門に見えて、カウンターが7席あって、イートインできます。
カツカレー
大きめのお皿に盛られてやってきます。
カツカレーに対する憧れの気持ち捨てきれなくないですか?なんなんでしょうね?カツカレーで明日に勝つ的な、ゲン担ぎ的刷り込みがされてる気がしてなりません。カツとカレーってそんなに合うか?とか、カレーにそんな大きな具いるか?とかいろいろ考えたことありますが、結局カツカレーに惹かれて頼んでしまうんですよね。
サンマルコに来たのは2回目。1回目は新幹線で名古屋にいくときちょうど少し時間があったので立ち寄りました。そのときはビーフカレーを頼みましたね。この店、カレーソースは食べたあとほんのりスパイスの辛さが滲み出てくる感じで、ほとんど辛くないです。ヨーロッパ風カレーがどんなのかわかりませんが、トロっとしていて甘さも感じます。
何より僕はサンマルコの良いところは具にあると思うんですよね。カレーはカレーソースを褒めたいところですが、このカツ、柔らかくて、この薄さがちょうど良い。豚肉の味がちゃんと伝わってきます。
申し訳程度にのった野菜も美味しくて、きっと他の野菜カレーもおいしいんだろうなと想像。友人が食べていたナスとトマトのカレーはぜひ次回食べたい。
おわりに
よく言いますが、僕の中の、カレーショップでゆっくりできるか、という評価基準が確かにあって、この店はカウンター7席のみながらかなりゆっくりできます。(店員さんの圧がない)前回は実際30分程度本を読んだり自分の作業をしました。もちろん他にお客さんが並んでなかった時間だったからですけど。
新横浜でちょっと時間がないときに、絶妙な場所にあるカレーショップ。他にはグルメストリートのココイチしかないので、よかったら行ってみてください!
伊豆高原の本格スパイスカレー屋「ガラムマサラ」に行ってきた
はじめに
熱海エリアに旅行に行き、自然流れで「昼はカレーやな」で調べてたどり着きました。
ここで何も語るまでもなく、公式HPが充実しているので見ていただきたい。
というかこれを見てからいったほうが絶対いいです!メニューは文字しかないから。今回全員ビーフを選びましたが、今ならチキンが食べたい。(笑)
外観
伊豆高原駅から車で5分。伊豆エリアに旅行にくるときはまず間違いなくレンタカーに乗るでしょうから、そのあたりは問題ないですね。
ちなみに奥に見える隣の店はウイスキー&コーヒー、セッションもできるという俺の大好きが全部詰まった場所でしたね。泊まったコテージから近かったし夜行くのもアリだったなー。
入口の看板。文字数が揃っていてよろしい。
入口。磨りガラスに店名が描かれるってオシャレだな。。。
内装
日曜の13時頃でしたが、客はよく入ってました。一番奥のテーブル席に座る。
心落ち着く庭が窓から見えます。
カレー
立派な容器に入って出てきます。
こういう店のご飯は大盛りにしちゃいますね。ご飯の上に何かまぶされていますが特定できず。
一緒に出てくるヨーグルトはカスピ海ヨーグルト。ジャムとまぜまぜしても甘すぎない、ちょうど良い美味しさ。
お肉は当然やわらか。
+500円でドリンクとスパイスケーキを頼みましたがこれがまた最高でした。スパイスケーキっていうから何かと思えば、シナモンも立派なスパイスだよね、と納得。しっとりとした、これまた甘すぎないケーキでした。
感想
公式HPに乗っている通り、小麦粉を一切使っていないため、かなりサラサラ、あっさりとしたカレーで、スパイスを極限まで活かしたようなカレーです。逆に僕らが普段食べてるカレーのカレー要素、とろみ成分はほとんどないです。食べるほどに奥からじわじわと感じる辛さは唐辛子のピリピリとした辛さとは逆の辛さですね。
そのサラサラゆえかご飯とマッチしているかという点がちょっとあやしいと思いました。日本のよくあるモッタリとしたカレーに慣らされてるせいだとは思いますが。。。
せっかくきたらケーキとコーヒーまで。ビーフカレーと合わせて2000円と少し値は張りますが、ゆっくりする旅行で、ぜひゆっくりした時間を過ごしてもらいたいですね。こんな店経営したい。
個人的には海老のグリーンカレーとトマトが効いてるというチキンカレーが食べてみたいと思いました。(あとから見た)
おわりに
庭にリスがいたよ。最高でした。カレー屋さん、ゆっくりできるところも本当に好きで、コーヒーとデザートも合わせて1時間ぐらい滞在しました。(団体客がきたのでそのタイミングで出ました。)伊豆高原に行った際にはぜひ!今まで食べたことないカレーが味わえます。
美味しんぼ24巻でカレーの真髄(?)を学ぶ 〜カレー粉とガラム・マサラ〜
はじめに
美味しんぼ24巻、カレー好きの中では有名(だということにする)まる一冊カレーのことが書かれた巻です。
- 作者: 花咲アキラ,雁屋哲
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/01/01
- メディア: Kindle版
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父親がコンビニに売っている漫画のベスト版みたいなのをよく買ってきてて、それなら原作買えよ、と思いつつ、まぁトイレにあったのでなんども読んだ覚えがあります。カレーが好きになってからあらためて読み返しました。
この物語自体の紹介はしないので実際に読んでもらうとして、登場する言葉やスパイスにフォーカスをあて、カレーの歴史を探っていこうと思います。
カレールウ
バーベキューでカレーのルーから作るだの玉ねぎ炒めるだのカレー粉を使う使わないで大揉めして肉野菜炒めを食べる羽目になった一行。そもそもカレールウってなんだっけ?というお話です。
カレールウは溶かせばすぐさまカレーに変わる、超便利アイテムですよね。内容を見てもとろみを出すための小麦粉、そしてカレーの要素の1つであるスパイスが入っています。
カレーの歴史は1858年の海軍からはじまると言われています。本書でも語られていますが、カレー粉はイギリスを通じて日本に入ってきました。イギリスはインドのようにスパイスを調合することは難易度が高いと感じ、ガラン・マサラをヒントに画一的なカレー粉を作った。それを日本がさらに改良し、溶かすだけでカレーとなる固形カレールウを開発したという流れのようです。
このへんはちょっと正式な文献を引きたいところですねぇ。
1950年に日本初の固形カレールウができたそう。
インドにはカレー粉がない
そう、カレー粉は前述の通り、イギリスで楽にカレーを作るために開発されたと言われており、本場インドでは各家庭でスパイスを調合し、各家庭それぞれの味があるため、カレー粉という概念がありません。
調べてみたところ、カレー粉という製品はないですが、特定料理向けのスパイスミックスは普通に売られているようですね。
ガラム・マサラ
ガラム・マサラの存在は一般にも広く知れ渡っていると思います。実態は何でも合う(?)万能ミックススパイスで、仕上げに風味を整えるときに使われるようです。
「うききーわからない!」などと苦悩しておりますが、実際両方スパイスミックスといえばそうなわけで、生まれが違うのではないでしょうか。カレー粉はイギリス生まれ、ガラム・マサラはインド生まれ。
モルジブ・フィッシュ
スリランカで突然登場するカツオブシらしき食材。スリランカカレーの重要な要素らしい。本当かよ。
スリランカにおける万能調味料のようですね。
カリの語源
タミル語の「kari」が訛ったものだと言われています。ソース、汁という意味。
本書でも語られていますが、インドにはカレーという概念がなく、このカリから転じて世界では「カレー」として広まっているって超面白い。「
スリランカにはカレー粉がある
あるのかよ。(笑)
子供にも本格カレーを食べさせたい チリ抜き カレーミックス ( オーガニック ) 100g
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スリランカのカレーはカレー粉とココナッツミルクを使うのが特徴かぁ。食べてみたいね。
ガラム・マサラ
スパイスを調合して最後に使ってますね。もちろん、各工程でスパイスは使われます。元の味としての役割、香りとしての役割、最後の風味をつける役割とそれぞれ異なるのでしょう。
ガラム・マサラとカレー粉
風味を整える役割としてのインドのガラム・マサラをヒントに、画一的なスパイスミックスとしてイギリス人はカレー粉を開発した。だからやっぱりインドにはカレー粉という概念そのものがないといった感じですね。そしてカレー粉さえあれば(画一的ではあるが)カレーの味ができるというわけで大ヒットしたのでしょう。
チャック・マサラ
なんか亜種きた。「アムチュールの入ったマサラがチャック・マサラ!」ってガラムマサラは各家庭でいろんなスパイスを調合するからどこも違うんじゃなかったんかい。
ちなみにチャックマサラで検索をかけると美味しんぼの記事がトップにきますね。どうもチャートマサラの間違いのよう。
やはり酸味が強いらしい。
おわりに
究極のカレー回。カレーほど、海外から輸入した食べ物で日本に浸透した食べ物はない、のは納得です。カレー好きのかたは是非読んでみてください。kindleで読めますし、この巻で完結します。
他にもカレーのこと扱った漫画や小説があったら教えてください!
カレーエンジニアのブログをはじめます
はじめに
こんにちは。たけしです。
ツナワタリマイライフというブログで普段はIT技術系のことや、読んだ本のことを書いています。
もともとこのブログでのカレーのエントリーは1件しかなかったのですが、近年カレーへの情熱が非常に高くなってきているので、カレー専用にブログを独立させました。
よく行くカレー屋さんの紹介や、自分自身でもカレーを作るのでそのレシピをまとめたり、カレー関連の書籍のレビューを行っていけたらと思います。